アルバイトでもパートでも社員でも
会社はいつか必ず辞めます
それが、3ヶ月なのか
1年なのか
10年後なのか、の違いだけ
つまり辞める時期が早いか遅いかの違いだけなんです
もし、今あなたが「職場の人間関係に疲れた」「上司が怖い」「仕事……辞めたい」などと、悶々とした日々をお過ごしであれば、ちょっとこの先を読んでみて下さい。
いつの頃からか、漠然と「辞めたい」と思っていた気持ちがどんどん膨らんで、「いつ辞めようか」「いつ上司に言おうか」と悩み始め、朝なのに重い体を無理矢理起こし、仕事にも何とか集中しなきゃ!と頑張っていませんか?
私はパートとして入社した次の日に『あれ? 言ってることが何か変』と違和感を覚え、「でも入ったばかりだし」「今辞めたら生活できないし」「辞めるなんて、とてもじゃないけど怖くて言えない」と自分に言い聞かせながら、もやもやとした気持ちのまま、1年ちょっと頑張ってしまいました。
今思えばそれもいい経験かもしれません。結果、雇用保険にも12ヶ月以上加入できたわけですし。
けれど、心のどこかで「もう少し早く自由になってもよかったのかも」と思っているのも事実です。
時間は戻ってきません。正直、悩んでいた時間がもったいないです。
もしあなたが、退職を自分から言えないような職場の環境なら、退職代行サービスを利用するのも自分を守る一つの方法です。
私は退職代行サービスを利用して退職できた時、とてつもない解放感を味わいました。
あなたにもこの「よかったー!」を実感してもらいたく、この後、サービスを受ける際の押さえておきたいポイントや注意点などをお伝えしたいと思います。
まずは自分の状況を確認。代行サービスを利用した方がいいかを知りましょう。
退職する上で、はずせない要素を書き出します。(スマホのメモでもOKですが、手書きの方がいいです)
管理人の体験談をもとに、こちらでおおまかな流れをお伝えしています。ぜひ参考になさって下さい。
代行会社によってサービス内容が若干異なったり、サービスを受ける前の注意点を確認しておきましょう。
まず、本当に会社を辞めた方がいいのか?
言い出しにくいし、我慢できないわけじゃない……と、ずっと悩んでいると思います。
同じ事をぐるぐるとずっとループして考えている、そんな感じです。
もし、こんな体のサインが出ていたら、かなりストレスが溜まっていると思います。
- 朝、会社に行きたくない
- 夜中に1~2回、目を覚ましてしまう
- 休み明け前日に憂鬱になる
- 仕事が「やりたくないこと」になってしまい、ミスをしがちになった
- 疲れすぎて怒りっぽくなり、家族にあたってしまう
- 会社に勤め始めてから、なんか老けた感じがする ……など
あなたという人(の命)は1つしかありません!
心を壊してしまったら、大変です。
体調は心のサイン。大切にして下さい。
冒頭でもお伝えしたとおり、仕事はいくらでもありますし、いつかは辞めなくてはなりません。
会社よりもあなたという存在を大切にして下さい。
もし、次が見つかってないという場合でも、先に退職することはいいと思っています。
無理して働いている状態で次の職場を探しても、うまくいかない場合が多いです。(見つからない・面接で落とされる、など)
次に、辞めると決めた後は「自分で辞めることを伝えられるか?」が問題となってきます。
以下のような状況であれば、退職代行サービスを利用することをお勧めします。
- 上司が怖くて、面と向かって言えない。まず顔を合わせたくない
- 「人手不足」「次が決まってから」など、理由をつけて引き留められる
- 職場の人達から無視されたり冷たい態度をとられていて、辞めると伝えてから退職日までが不安
- 残っている有給休暇をきちんと消化したい(だけどなかなかとれない)
- パワハラ・セクハラを受けていて、精神的にキツい
- もめたりゴタゴタしないで退職したい ……など
退職代行サービスの方も仰っていますが、「人手不足」は会社側が人員を確保していないのが悪いですし、パワハラ・セクハラはもってのほかです。
そういう場合こそ、退職代行サービスを利用した方が安全です。
無料相談をする時に聞きたいことをまとめておくと、どの代行サービスを利用するか決める際にも役立ちます。
私は同じ職場の友人が退職代行サービスを利用していたので、本当に退職できるのか? という心配はありませんでした
例えば
- 辞める(退職日)まで出勤したくない
- 会社から連絡をしないでもらいたい
- 残っている有給休暇は消化できるのか
- 会社の就業規則では「一ヶ月前」とあるけど、その前でも本当に退職できるのか
- 保険証や制服など、会社の物はどうしたらいい?
など、ちょっとでも気になることがあればメモしておき、無料相談の時に代行サービスへ聞いてみて下さい。
また、代行サービスのサイトを見て、気になったところもメモしておくといいですね。
ちなみにですが、上記の希望はどの代行会社でも希望通りになることがほとんどです。
- 辞めるまで出勤したくない ⇒ 退職日にもよるけれど、即日もOKなところが多いので大丈夫です
- 会社から連絡しないでもらいたい ⇒ 希望は伝えてくれます。ほとんどの企業では連絡はしてきません。ただし会社側がすることなので100%来ないとは言えない状態
- 残っている有給を消化 ⇒ 有給休暇を消化できるように退職日を調整してくれます
- 就業規則より前に退職できるか ⇒ 法律では「2週間前」と決められていますが、「やむを得ない理由」により退職出来ることがほとんどです
- 保険証や制服などの貸与物 ⇒ 後述しますが、退職届などと共に郵送して返却します。代行後に会社に行くことはほぼありません
あとは代行会社によって出来ることがありますので、そちらもあわせてご相談下さい。
①無料相談を受ける
メモしておいた質問や気になること(はずせない要素)を相談します。
こんなこと聞いていいかな? と思うようなことでも、ぜひ聞いてみて下さい。
依頼するとすぐ入金となりますので、「あれ、これはやってくれないの?」とならないよう、無料相談の時に聞いて置く方がいいです。
②どの代行サービスを利用するか決める
あなたの「はずせない要素」を満たしていることはもちろんですが、無料相談の時に対応の良かったところにするのが一番です。
あなたの代わりに退職の意向を伝えてくれる方なので、対応が悪い方ですと、あなたのイメージが悪くなってしまいます。
会社も、対応や退職手続きをしてくれるのは『人』です。
コピペばかりの対応だったり、返信がものすごく遅い、という代行会社はやめておいた方が吉です。
③入金
後払いの代行会社もありますが、基本的に先にお支払いします。
銀行振込のところが多いかと思いますが、こちらは振込票を写真に撮り、(LINEやメールに) 添付すれば支払い完了となります。
先に「何月何日の何時頃に振込みます」と伝えておくと、相手も確認しやすいかもしれません。
④ヒアリングシートを入力・提出する
意外と時間がかかるのがこちらの項目。代行会社によって異なりますが、かなり細かく記入します。
名前や連絡先はもちろんですが、入社日なども書かないといけないので、契約書を手元に置いておいた方がスムーズに入力できます。
簡略ですが、私が聞かれた項目を書いておきます。ご参考にどうぞ
- 氏名(漢字とふりがな)
- 連絡先や住所
- 生年月日や年齢
- 退職代行する希望日時
- 職場について(連絡先や名称など)
- 業種や所属部署など
- 派遣の人は派遣会社の連絡先
- 入社日や勤務日数
- 伝えておきたいこと ……など
ざっと30項目くらいはあったので、根気よく記入して下さい。
⑤退職届・委任状を作成。会社の貸与物と一緒に郵送
基本的に退職代行を実行する前に退職届などを郵送します。
会社としてはいきなり退職の電話が本人以外からかかってくるわけですから、本当に本人の意志なのか判別しにくいと思います。
ですので、退職届や委任状は代行の当日には届くようにしたいですね。
私が利用させてもらった代行サービスでは退職届と委任状のテンプレートがありました。
そして、できれば会社の貸与物(健康保険証・制服・ロッカーの鍵など)も一緒に送ると手間も省けるし、会社側も安心すると思います。
⑥退職代行サービス会社が退職の電話を実行。無事退職です
退職希望日の当日は、返却物などを郵送していれば実行の報告を待つだけです。
「退職おめでとうございます」とメッセージが来たときには、ものすごい解放感を得られました。
私の場合、とにかく上司が怖くて言い出せなかったことと、分厚い壁を作られていた同僚たちと顔を合わせるのが苦痛でした。
退職代行サービスを利用して、本当に良かったと思っています。
その後、一週間ほどで「健康保険被保険者資格喪失証明書」が届き(今後は社会保険ではなく国民健康保険に入るために必要な書類です)、続けて離職票、最後に給料明細と源泉徴収票が郵送で届きました。
今では会社に感謝しかありません。
ポイント2の「ここはハズせない!と思う項目をメモする」と重複するところがあると思いますが、その項目に「有給休暇の消化について交渉が必要」とか「未払いの給料がある」というような、会社との交渉が必要になるかもしれない場合は、一般企業の代行サービスは利用しない方がいいです。
私は金銭的な交渉が必要ではなかったのと、急いで調べたので、実績の数字で一般企業にしましたが、問題なく退職できました
退職代行サービスには大きく分けて3つの運営会社がある
- 一般企業:会社名が「株式会社○○」(または「○○株式会社」)となっている
- 労働組合または合同労働組合(ユニオン)
- 弁護士法人:弁護士事務所で運営
この3つの中で会社と交渉が出来るのが「労働組合または合同労働組合(ユニオン)」か「弁護士法人」です。
通常、代理人として会社と交渉が出来るのは弁護士さんだけです。(法令で決まっています)
労働組合は弁護士法ではなく、別の切り口から会社との交渉ができるそうです。
▼退職代行サービス「退職代行SARABA」さんから引用しました
しかし、SARABAは労働組合であるため団体交渉権があります。
https://taisyokudaikou.com/
もし、会社が労働組合と交渉しなければ不当労働行為になります。
もし、弁護士法違反をしてしまうと、退職が無効になってしまったり、会社から懲戒解雇・損害賠償請求をされる危険もあるそうですので、そういうところも踏まえて代行会社は選んだ方がいいと思います。
退職日の調整ができる
こちらは個人的に声を大にして伝えたいことなのですが、賞与(ボーナス)が2週間くらいで支給される状況なら、賞与支払日を最終勤務日とできるよう調整してくれる代行サービスにしましょう。
というのも、私はボーナス支払日前に退職してしまったため、1円ももらえませんでした。
賞与の計算期間は勤務していたので、もらえるものだと勘違いしていました……。
会社としても、支給日に在籍していないのであれば支払う義務はないそうです。
今でも壁に頭を打ち付けたくなるほど悔しいです。
私がオススメする退職代行サービス「退職代行Jobs」さんなら、労働組合が運営しているので交渉も調整も可能です!
スマホのメモ帳でもOKですが、手書きの方が本音の希望が出てきやすいです。
複数に相談した方が『対応の良さ』『サービスでできること』がわかっていいです。料金や対応の早さなども比較対象にするといいと思います。(▼以下はおすすめの退職代行サービスです)
あなたの代わりに退職を伝えてくれるので、好感の持てる代行会社にしましょう。依頼し、入金した後はサービスの内容に従って進めて下さい。
以上で、あなたは無事退職できます。
会社に行くのがツラかったり、退職のことが言えず悩んでばかりだった日々ともおさらばです。
私は3万円近くかかったけれど、代行サービスを利用して本当に良かったです。
あなたにも、退職おめでとうのメッセージが届き、心がスッキリしますように!